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初日の「熱狂の日」では、22時15分からの庄司紗矢香とボリス・ベレゾフスキーの公演の前に、聴いた公演があった。同じホールAでの公演で、演目はシューベルトの交響曲第8番ハ長調 D944「グレイト」だった。 その公演には、昨年と「熱狂の日」に行くきっかけを作ってくれた上司に加え、今回初参加の上司の、計3名で鑑賞。今年で4回目となる「熱狂の日」だけに、自分達のように、昨年の客が新たな客を連れていくような口コミ効果のある音楽祭に成長したように思う。 自分自身、「グレイト」を聴くのは初めてだったし、フランスのオケ(フランス国立ボルドー・アキテーヌ管弦楽団)が、どういうシューベルトを聴かせてくれるのか楽しみでもある。フランスのオケといえば、昨年、横浜みなとみらいホールで名演を聴かせてくれた準・メルクル&フランス国立リヨン管弦楽団の来日公演を思い出す。 黒人の指揮者が登場してまずびっくり。指揮の世界では黒人の指揮者というのは意外と珍しい。指揮者のクワメ・ライアンは'70年生まれのトリニダード・トバゴ出身。まだ30代という若手ながら、オケと共に腕前を日本の観客に披露するいい機会となったに違いない。 正攻法な指揮で、オケもアンサンブルが崩れることなく、フレッシュな演奏を聴かせてくれた。ただ、「グレイト」といえども、木管・金管奏者は各1〜2名でオケの編成自体も大きくないだけに、やはり5,000名収容会場の演奏は、距離感を感じてしまう。 最初はやや大人しめに感じていたオケの演奏だったが、楽章が進むにつれ、奏者の緊張感もとけてきたようで、4楽章では、金管を中心に良く鳴っていた。各奏者とも自発性のあるパフォーマンスで応えていたようだ。 なお、不覚にも、公演前に上司たちとアルコールで軽く乾杯していた事もあり、突然睡魔が・・・公演前のアルコールは、自分にとっては強敵のようだ(^^; とはいえ、20時からの開演という事もあり、こういう楽しみ方ができるのも、この「熱狂の日」ならでは(^^) この公演終了後、次の公演までに、色々な出展ブースを楽しむ時間があったので、そちらもリポートしておきたい。 シューベルト関連のCDやグッズが並ぶコーナー(画像:上)や、カラヤン生誕100周年にあやかったレコード会社のブース(画像:下)、クラシックマニアのためのCS放送やオーディオコーナーと様々な出展ブースが立ち並んでいた。 中でも、ちょうどその時間帯にイベントスペースで演奏していた4人の若手サックス四重奏団(+ドラム)の演奏には、耳を奪われた。 シューベルトを中心に、古今東西のクラシックの名曲を、サックス四重奏で演奏。純粋なクラシックスタイルだけでなく、ジャズも取り込んだ自由なアレンジと、ドラムプレイも加わった高度なテクニックと音楽性に、会場では歓声があがっていた。特に「天使にラヴソング」で一躍有名になった「Joyful Joyful」は、やはり名曲と思った。 ジャズや吹奏楽の世界に比べると、クラシックの世界での知名度はいま一つなだけに、サックスという楽器の多様性を感じさせてくれるライヴ・パフォーマンスだった。 当夜、自分の中では一番「熱狂」できた演奏だったかも・・・(^^) |
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