こだわりの挽きたてクラシックカフェ

アクセスカウンタ

zoom RSS 【追悼】 現役最高齢の指揮者スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ〜ブルックナー交響曲名盤2選

<<   作成日時 : 2017/03/19 10:49  

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

画像


2月にスクロバスタニスラフ・スクロヴァチェフスキ亡くなった。享年93歳(1923-2017)。現役最高齢の指揮者とは思えない颯爽とした指揮姿が印象的で、最近もテレビを通じて元気な姿を見せてくれたのだが、今年5月に読売日本交響楽団への客演が予定されていたが、1月に指揮者交代のアナウンスが出ており、少し心配になっていた矢先のニュースだった。

自分にとってのスクロヴァチェフスキの想い出は、何といっても今から5年前、2012年3月12日の東京オペラシティでの公演で読売日本交響楽団との実演に接することができたこと。当時既に88歳だったが、高齢を感じさせない指揮ぶりはまさに職人芸そのものだった。

それまでスクロヴァチェフスキといえば、朝比奈隆ギュンター・ヴァントと並ぶブルックナー指揮者、というイメージが強かったが、当時、交響曲第4番・第5番というベートーヴェンの中核となるプログラムを聴き、改めてスクロヴァチェフスキの魅力に取り憑かれたのを覚えている。
その時の感想はブログに詳しいが、単にドイツ的な重厚さだけを求めるのではなく、自身が作曲家でもあるスクロヴァチェフスキの、スコアに基づいて作曲者の意図を鮮やかに浮かび上がらせる彼の緻密なタクトに、なるほどと、思わせるものがあった。

日本では読売日本交響楽団との共演を通じ、多くレコーディングを残してくれたのは貴重な財産となった。スクロヴァチェフスキは居住地であるアメリカのミネアポリスで亡くなったという。ミネアポリスといえば、かつて1960から1979年までミネソタ管弦楽団の音楽監督を務めていた地。追悼として、彼の振ったブルックナーのアルバムを2枚。1枚はブルックナー最後の交響曲として有名な交響曲第9番を長年連れ添ったミネソタ交響楽団との演奏(1996年録音、オーケストラホール、ミネアポリスにて収録、REFERENCE RECORDINGS海外盤、ジャケット画像左)で。そしてもう1枚はブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」を1984年から1991年まで首席指揮者を務めたイギリスのハレ管弦楽団との演奏(IMP CLASSICS海外盤、ジャケット画像右)で。オケは違えど、いずれも彼のブルックナー観が見事に表れた名演。
ミスターSとして多くの聴衆から愛されたスクロヴァチェフスキ。これからも数多くの音源を通じて聴き手の心に生きていくに違いない。ありがとう、ミスターS。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
【追悼】 現役最高齢の指揮者スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ〜ブルックナー交響曲名盤2選 こだわりの挽きたてクラシックカフェ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる