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zoom RSS 服部克久作曲「銀河伝承」〜ロンドン交響楽団によるシンフォニックな宇宙サウンド

<<   作成日時 : 2016/04/17 17:32   >>

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スター・ウォーズ」の新作公開や、「ファイナル・ファンタジー」「「モンスターハンター」より英雄の証』のような邦人によるシンフォニックなゲームミュージックを聴いて、はたと思い浮かんだ曲があった。邦人作曲家による、スター・ウォーズのような宇宙をテーマにした音楽、しかも、演奏はそのスター・ウォーズのサントラを手がけたロンドン交響楽団という、夢のような組み合わせの曲が存在するのだ。
それは作曲家の服部克久氏が手がけた「銀河伝承」(Legend of Galaxy)という曲。服部氏のライフワークである「音楽畑」シリーズで1988年にリリースされた5作目のアルバム(ワーナー国内盤)に収録されており、以前、本ブログでも少し触れていたことがある。タイトル通り、夜空に浮かぶ無数の星が眼前に広がるような迫力満点のスケールの大きな曲に仕上がっている。

この曲との最初の出会い中学生の頃。FMラジオから流れてきたサウンドを聴いて、スター・ウォーズに似た節のカッコよいサウンドに、すぐさま音源を探し回ったものだ。しばらくしてその曲が服部克久氏によるものだと知った時に、日本人がハリウッド映画のようなオーケストラサウンドを生み出せるとは!とまず驚いた。そして、演奏がロンドン交響楽団と知った時に、邦人作品にあの名門オケが登場するとは!と再び驚いた。今でこそ、様々な邦人作曲家やアーティストが海外のオケを起用してアルバムを作ることは一般的になっている、その先駆けが服部氏のアルバムだったように思う。「銀河伝承」はその後、野村証券のCMのBGMにも一時期使われていたように記憶している。

冒頭、ハープのグリッサンドとともに現れるブラスセクションによる勇壮なテーマ、それに続くストリングスの呼応がスター・ウォーズのメインテーマとよく似ており、インパクトが大きい。また、ストリングスとホルンによる掛け合う中間部は壮大なスケール感を感じさせる。まさにスター・ウォーズのサントラを作り上げたロンドン交響楽団だからこそ実現できるサウンドであり、この中にモーリス・マーフィーや、ロッド・フランクスらの名トランペットプレーヤーも現役で吹いていたと思うとわくわくする。
本アルバムでは他に2曲(「寒月」「晩秋のアダージョ」)、ロンドン交響楽団の音源が収録されている。録音は1988年7月、C.T.S.スタジオにて収録。1988年といえば日本は当時バブル真っ只中の時代。また、C.T.S.スタジオといえば、その後、1991年にすぎやまこういち氏がロンドン・フィルとドラゴンクエストのレコーディングを行っている。ロンドンの名門オケを起用できたのはレコード業界も景気が良かったことを伺わせる。日本とロンドンが生んだ貴重な音源といえるだろう。

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