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zoom RSS ジェイムズ・バーンズ指揮による「交響曲第3番」〜バーンズ&シエナ・ウィンド・オケのバーンズ作品集

<<   作成日時 : 2016/02/27 12:19   >>

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シエナ・ウインド・オーケストラと人気作曲家の共演アルバムといえば2014年にフィリップ・スパーク(b.1951)を客演に迎えたライヴアルバム「スパーク!スパーク!!スパーク!!!」を本ブログでも取り上げたが、今度はジェイムズ・バーンズ(b.1949)との共演アルバムがリリースされた。その名も「バーンズ!バーンズ!!バーンズ!!!」。
収録曲は「アルヴァマー序曲」や「パガニーニの主題による幻想変奏曲」等、自分の学生の頃から名の知れた人気曲が並ぶが、最大の関心は「交響曲第3番」が収録されていた点。作曲家自身の指揮、しかもライヴ録音という点で即購入した。
シエナ・ウインドならではのヴィルトゥオーゾっぷりはいつもながらに健在で、各パートがバーンズのタクトに最大限に応えているのが感じられる。この作品をバーンズ&シエナで聴くのが初めてだったとしたら、大いに感動したに違いない。収録曲は以下の通り。

1. アルヴァマー序曲
2. アリオーソとプレスト〜アルト・サクソフォン・ソロとバンドのための
3. パガニーニの主題による幻想変奏曲
4.交響曲第3 番

ジェイムズ・バーンズ指揮 シエナ・ウインド・オーケストラ
(2015年7月4日録音、文京シビックホールにて収録、avex CLASSICS国内盤)

ライヴ録音での交響曲第3番といえば、以前、エントリーした秋山和慶&大阪市音楽団の名盤の存在はやはり忘れられず、比較の点でも興味深いものとなった。
実際、この作品を初演した大阪市音にとって、バーンズの交響曲第3番は彼らの18番のレパートリーであることに加え、秋山和慶&大阪市音のライブ音源は2010年に100回公演を迎えた節目の公演だっただけに、特に第4楽章の猛進ぶりは尋常ではなく、今聴いても当日の興奮ぶりが伝わる記念碑的な名演。団員が一体となって熱演を繰り広げているのが音源からも窺えるだけに、バーンズ&シエナ・ウィンド盤は、やや大人しい印象を受けてしまったのは、ある意味仕方のないことかもしれない。
また、全体的にブラスが固めで硬質な響きに聴こえてしまったこと、第4楽章後半の木管セクションのスケールがばらつき気味でやや荒く、少し余裕のなさが感じられてしまった。
また、聴かせ所の第3楽章では、シンセ音が表に出すぎ、生音とのバランスを欠いてしまってるのにはやや引いてしまった。バーンズ自身の指示とは思えないのでこれは録音の影響かもしれない。
全体として自分の中では秋山和慶&大阪市音盤に軍配があがる結果となったが、本盤はバーンズ自身がタクトをとった貴重な記録として後世に残るアルバムであることは間違いない。

なお、本アルバムでは2曲目の「アリオーソとプレスト」でゲスト・コンサートマスターでサックス奏者の須川展也氏が登場しており、当日の公演に華が添えられている。今年で御年67歳となるバーンズ。ジャケットにバーンズの姿を拝めたのも嬉しかった。

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