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zoom RSS ヴィヴァルディ:四季より「冬」〜極寒をしのげるホットな名演(ジュリアーノ・カルミニョーラ盤)

<<   作成日時 : 2016/02/11 08:24   >>

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寒さは峠を越えた頃かもしれないが、今シーズンも極寒が続く。そんな寒さを乗り越えるのにうってつけなバロック音楽として、ヴィヴァルディの「四季」より「冬」を。
いわずと知れた名曲であり、表題そのもののが音楽に表現されている全3楽章で構成された楽曲だが、朝の寒い通勤時にはぴったりなBGMとなっている。特に両端楽章の、ストリングスの超絶技巧のオンパレードが続くアレグロ楽章は、ソロ・ヴァイオリンが全体をリードするスピード感のあるパッセージも加わって実に刺激的。
ヴィヴァルディ自身は極寒を描写していたと思うが、自分にとっては弦と弓が激しくこすれ合って繰り広げられるストリングの熱いサウンドは、体全体にヒート(熱)を送ってくれているかのようで、まるでカイロを携帯しているかのような感覚を覚える。朝からパンチの効いたテンポ感のある曲を聴くのは自分の目覚めにもぴったりのようだ。

過去にもデヴィッド・ノーラン&ロンドン・フィルによる「四季」の名盤をエントリーしているが、今回、改めて「冬」の素晴らしさを再認識できたのは、「Orchestra “Gasparo da Salo” del Festival di Brescia e Bergamo」という団体の演奏したアルバム(1987年3月録音、Sala Verdiにて収録、fone海外盤)。イタリアの大手のfoneレーベルで、演奏もイタリアの団体であることは間違いなのだが、自分にとってはあまり名の知らない合奏団だったこともあり、しばらくCD棚で眠っていた。今シーズン、このアルバムを手にとって聴いたところ、奏者の息使いが聞こえてくるようなスリリングな演奏に圧倒されてしまった。しかも、3楽章の終了後にブラボーの歓声が入っているのだが、ライブ録音という点もそんなスリリングさに拍車をかけているようだ。名前からして常設ではないと思われる団体でありながらも、一糸乱れぬ演奏を聴かせてくれるのは、ヴィヴァルディはイタリア人の心の拠り所となる作曲家であるからに違いない。
このヴァイオリン・ソロを務めるこのソリスティックな奏者は誰だろう、とジャケットに記載されているヴァイオリン・ソロ奏者の名前を見ると、ジュリアーノ・カルミニョーラ(Giuliano Carmignola)とある。調べたところ、1951年生まれのイタリア人奏者で、モダン・バロック双方のヴァイオリンをこなす世界でも指折りのヴァイオリン奏者だということが分かった。その後も四季を何度も再録音しているこようだが、これは当時36歳になる彼にとっては初期のレコーディングで、モダン・ヴァイオリンによって演奏されているが、自分の中で10枚近くの同アルバムを比較試聴する中でも飛びぬけた名演と思える演奏。カルミニョーラについては是非他の音源も聴いてみたものだ。ちなみに、本アルバムはゴールド(金メッキ)仕様という贅沢な作りとなっており音質にも貢献。また、ジャケットのデザインもGood!
ヴィヴァルディの作品が、こんなにも刺激的で新鮮なものであることを気付かせてくれた音源となった。

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